南蛮時計の音を聴く会
2007年6月10日(日)、時計の日を記念して静岡市の久能山東照宮で徳川家康公愛用の南蛮時計の音を聴く会が、駿府静岡歴史楽会の主催で開かれた。
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| 駿府静岡歴史楽会・西谷祐一氏 | 久能山東照宮・落合偉州宮司 |
この時計は、慶長16年(1611)の大航海時代に、スペインの国王使節セバスチャン・ビスカイノが駿府城の徳川家康公に献上した贈物の一つである。家康公は、この南蛮時計を大事にし自分の持ち物で最も大切な品物の一つとされていた。
やがて、時計は国立科学博物館の朝比奈貞一博士の手で修理され、再び目ざまし時計の音色が戻った。
当時このニュースは新聞で大きく報道され、静大付属小学校二年森舜比古君は「こわしたり、すてたりしないでそっと返してください。返す時、もしおまわりさんに見つかったら、ぼくがあやまります。」と訴えた。
この記事を読んだ犯人は、時計を返し、無事久能山東照宮に戻ったのである。
家康公愛用の南蛮時計は、故郷スペインをを離れ、今も、久能山東照宮博物館で四百有余年の時を過ごしている。